今更ながら思うことだが、
高校の授業と大学の授業はかなり特徴が異なる
高校までは授業、勉強というのは
正直なところ問題演習を繰り返してパターンに嵌めれば
なんてことのない問題が多い
*例外:T大など
しかし大学となると
高校の感覚の勉強ができなくなる
本を読む必要性が出てくる
自分の場合は医学部だが、
これは恐らく他大学でもそうではなかろうか
それもそのはず
専門分野の勉強であり、
すでにあるものばかりを追い求めないからだと
自分は考えている
医学に関していえば、
新たな治療薬や手術法の開発である
そのための知識をパターン化してあるのが
専門書であり、高校までのように問題集ではない
高校まで問題集大好き人間だった自分は
今でも過去問から入りがちで、
そこから教科書を読んでいくスタンスだが、
いつまで通用するのか不安ではある
無事に国家試験を通りたいものだ
さて、無事に行けば数年以内に医師となってしまうが、
本館でも書いた通り、自分の医学書を適当に挙げていくことにする
医学部に入って感じたのだが、
・勉強方法の答えがない
・まじめな先生、先輩に当たらないと「遊べ」
という二重苦だったので、今後誰かの参考になればと思って書いてみる
今日は消化器、循環器、内分泌などと
各科の勉強が始まってからの話
自分の手法はこうだった
1.授業とりあえず受ける
2.なるべく早い段階でQB・こあかり(最悪国家試験用でもいい)を
入手する、解けなくていい
3.その日のうちに該当分野に「目を通す」、読み込まなくていいし解けなくていい
「ふーん」と1時間くらいあれば終わる
4.週末に数時間、無理なら1時間でも『臨床問題だけ』解く
5.納得いかない→教科書を漁る
ここでいう臨床問題は文章題のこと
読めばわかるが、
年齢、性別、飲酒歴、既往歴etc、身体所見、検査所見など
情報量は多い
しかし、読み込めば病気の像がある程度掴みやすくなると
自分は思う
CBTの4連問などに絶対的に効く
疾患のエピソードを本当の患者さんと接するように
解いていくと楽しく知識を覚えていけた気がする
ということで、
・QBなどの文章題
・教科書(シンプル内科学→ハリソン内科学→朝倉内科学の順番だった)
イヤーノートでも平気、低学年のうちはまとまり過ぎて
自分の低スペックの脳では理解不能だった...
ただ、このやり方が通用するのは学生までなので
医師になってからどうするかは
今後自分が考えなくてはならない課題である
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